管理業務主任者試験 出題範囲と勉強方法 

まだ、合格したわけではないのですが、試験が終わったばっかりで、まだ、記憶も新鮮なので、今のうちに、管理業務主任者試験について書いておきます。

管理業務主任者試験を受験するにあたって、宅建ほど情報がなく、とてもとても、苦労したので、これから、勉強をされる方のためになれば、と思い、自分の勉強方法を書いて見ました。
参考にしていただければ幸いです。

平成17年度の管理業務主任者試験の出題はこんな感じでした。
予備校の合格推定点は34点〜36点ぐらいらしいです。(実際の合格点は36点でした。住宅新報社の速報が問27の疑義問題の解答も含め、かなりずばりだったみたいですよ。H18.1.20追記)


<法律系>
6問(6)  民法           
4問(4)  マンション標準管理契約書
8問(7)  区分所有法
4問(3)  マンション標準規約
5問(3)  マンション管理適正化法
7問(7)  その他の法律(宅建2問、アフターケア、個人情報保護法、消費者法、円滑化法、民訴)

<技術系>
2問(2)  会計・税
2問(1)  簿記
12問(7) 建築設備・材料・建築基準法

計50問(40) *( )は自分の獲得した点数



<出願するにあたって>
自分は、管業しか願書を出さなかったのですが、途中ですごい後悔をしました。

実は、マンション管理士の試験と管理業務主任者の試験範囲はほとんどが重なっていて、勉強する内容はほぼ同じだからです。

違いといえば、マン管の方が合格率が低く、問い方も細かく聞いてきたり、と難易度が上です。また、都市計画法とか、警備業法・消防法等、若干範囲が広がります。

ただ、マン管が管業より先の期日にあって、マン管で出た問題範囲や問題意識がその年の管業の試験問題と重なったりということが多い気がします。
さらに、管業が本命なら、予行演習となるでしょう。

ですので、ダブルで申し込みをするのがお勧めです。

ただ、どちらか1つ取っておけば、最近難化傾向にある、マンションの管理適正化法5問、免除されます。

<終わってみて>
試験時間は13時から15時で2時間なのですが、1時間でとりあえず終わって、あとの1時間でもう一回見直して、点数が上がりました。
とても、難しく感じました。

<教材等>
教材は、Wセミナーの管理業務主任者試験+マンション管理士の過去問解説テキストと総合的なテキスト、TACの過去問肢別問題集を使いました。→教材

中心教材はWセミナーの過去問とテキストです。
TACの肢別問題集は、初めての勉強の時と、それから、電車の中等、細切れの時間で使い、中心にはおきませんでした。

実は、肢別問題集を中心に勉強を進めていくべきかどうか悩んだことがあったので、この点について、少し触れたいと思います。
肢別問題集を中心にやると、どうしてもミクロ的な視点での勉強になってしまい、全体のなかの位置づけみたいな、マクロ的な勉強がおろそかになってしまうという弊害と、本試験は4択ででるので、4択から1つを選ぶ勘が鈍くなると感じたから中心にはおきませんでした。
ちなみに、このTACの肢別問題集は、過去問題の全ての肢が掲載されているわけではありませんので、これを完璧にやっても過去問を攻略したことにはなりません。

予備校は利用しませんでした。
模試は受けたかったのですが、時間がなくて受けることができませんでした。
受けていれば、モチベーションの持続も期待できたし、過去問題の知識を実践で試してみるということができたので、もう少し苦労せずに得点できたのではないかと今は思ってます。

<勉強方法>
法律系は計34問でています。
まずは法律系の攻略が欠かせないと思います。
とくに、区分所有法・規約は重要です。

民法の欠点を区分所有法が補い、区分所有法の足りない所とかをマンション標準規約が補っているというイメージです。
マンション標準管理契約書は、マン管業者とマンション組合の間の管理契約の契約書の内容は?みないな感じです。
適正化法は、マン管・管業の心構えみたいな法律です。

また、技術系も捨ててはいけません。
過去問をしっかりやれば、なんとか喰らい付いて得点にしていくことができるからです。

●やればできる得点科目
いわゆる「その他の法律」で、出題がほぼ固まっている宅建、アフターケア、品確法、建て替え円滑化法、民訴は、範囲が広いものの、出される範囲は決まっているように思います。
ですので、お持ちのテキストの読み込みでしたら、たいして量はないと思うので、しっかり理解して読み込むことで得点が可能だと思います。
過去問はテキストの理解の確認程度に、2回やりました。

また、簿記も簿記の独特のやりかたを根気強く理解すれば、なんとか取れると思います。

一方、会計、税は、特に過去問重視で。過去問と同じ肢がでて、なんとか切れると思います。

ちなみに、個人情報保護法と消費者法は初めて目にした問題でしたが、そういった問題は素直に常識で考えればできる問題かな、という印象です。

ただ、試験中は悩みましたが・・・・。

●けっこうしんどいが、なんとか獲得でくる科目
マンション標準管理契約書、区分所有法、マンション標準規約、適正化法は、とにかくしっかり過去問をぐるぐるまわしました。結局、3,4回はまわしました。

それと同時にテキストも過去問の範囲でチェックしていきました。
テキストの読み方として、まず、問われている知識が、当該法律の中でどのような位置付けをされているのか、とか、また、手続きとかは、覚えるのではなく、なるべく、具体的に想像しながら理解するように勤めました。
似たような概念などは、比較をするために図とか描いて理解しました。ただし、あくまでも過去問で出た範囲です。

また、理解したことも時間とともに忘れてしまうので、過去問題をといていて、ちょっとでもあやふやになってしまった過去問題の知識があったら、随時テキストを片手に、最初と同じように理解する作業をしました。

とにかく過去問題とテキストをいったりきたりの勉強をしました。

●やらないとさっぱりだが、しっかりやってもしっかりできない、なかなか難しい科目。
技術系の科目、これは、正直、自分にとってかなり苦しい科目でした。テキストも膨大で細かいので、通して読む気はまったくしませんでした。

ただ、過去問にでてくる用語を具体的にイメージして、実際はどういうところで使われているのかとか、そういうのを調べるためにテキストを使いました。過去問題をざっと2回まわしました。

過去問中心、テキストは補充的に使いました。
ただ、過去問にでてきた肢はある程度しっかりやりました。

それから、民法は難しいと思います。「共有」と「瑕疵担保」のところはたいてい出題されると思いますので、しっかりテキストを読み込んで、過去問題で補充といった感じでやりました。

その他の民法の範囲は、宅建等の範囲の過去問をしっかりやるしかないのかなと思いました。費用対効果が一番悪い科目だと思います。
難易度は宅建並みかそれより若干上なような気がしました。

●まとめ
以上、やるならば、知識は正確にしっかり押さえておくことが必須だと思います。
あやふやな知識があると、かえって、余計なことを考えてしまって、知らない肢の組み合わせ問題が出たときに中途半端に間違えることとかあるので、あやふやな知識は逆に弊害かな、と感じました。

ですので、自分の推奨は過去問題にでてきた知識だけしっかり押さるという方法です。
そうすれば、知らない肢がでてきても、なんとか過去問の知識のみで肢を切っていき消去的に、あるいは2択にしぼれたらあとは、肢の比較で答えがでてきたりします。

4択の肢の全てが過去問以外の知識が出たときは、きっぱり現場で考える問題だ!と割り切って解くことができるメリットもあると思いますよ。

短いですが、自分はこんな感じで勉強してました。

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  • [2007/10/05 16:28]
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